禁煙外来
タバコは自身の健康を害するだけでなく、周囲にも悪影響を及ぼします。
心では「やめよう、やめよう」と思っていてもなかなか決断できないという方は少なくありません。
タバコに対する心理的依存(習慣)、イライラなどの離脱症状(禁断症状)を起こす「ニコチン依存症」は、医師やお薬の力を借りなければ、なかなか克服できるものではありません。
当院では、禁煙治療を成功させるためのアドバイスやサポートを含め、適切な禁煙治療を行っております。
禁煙治療の流れ
禁煙外来ではおよそこのような流れで治療が実施されます。(以下は保険治療の一例です)
● 初回
初診時の問診では、治療法の説明の他、ニコチン依存度、喫煙の状況、禁煙の関心度などがチェックされます。 また、呼気中(吐き出す息)の一酸化炭素濃度の測定、禁煙開始日の決定と「禁煙誓約書」へのサイン、次回診察日の決定を行い、治療のための禁煙補助薬の処方を受けます。
● 2回目
初回から2週目に再診し、喫煙状況の問診を受けます。 呼気中の一酸化炭素の測定を行い、禁煙補助薬の追加処方を受けます。
● 3回目・4回目
4週目、8週目の再診でも、呼気中の一酸化炭素の測定とともに、出現した離脱症状の確認や対処法などのカウンセリングや治療を受けます。
● 5回目
12週目の再診が最終回、治療終了です。 禁煙に成功していれば、そのまま禁煙を継続するためのコツを理解します。 ※保険で認められている通院回数は、初診を含めて計5回、期間は約3か月です。
禁煙治療が保険適用となる条件
ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)にてニコチン依存症と診断され、1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じた数(ブリンクマン指数)が200以上であること等の要件を満たす方は保険適用での治療が可能です。
※薬局での薬剤費についても同様に保険が適用されます。
にんにく注射
にんにく注射といっても、当然ですがにんにくそのものを直接注射するわけではありません。
主成分がビタミンB1で、にんにく臭がビタミンB1の構成成分であることから、にんにく注射と呼ばれております。
ビタミンB1とは?
ビタミンB1は、摂取した糖分を分解し、体や脳が活動するのに必要なエネルギーに変換する手助けをします。
ビタミンB1が不足すると、糖質からエネルギーを取りだせないので元気が出ないばかりか、分解されなかった糖質はやがて脂肪になり、肥満の原因となる場合もあります。
また、ビタミンB1は疲労物質である乳酸を除去する役割もありますので、不足すると疲れやすい体質になってしまいます。
このようにビタミンB1を主成分とするにんにく注射は、疲労回復、冷え性改善、夏バテ解消などに効果があり、また即効性もあります。
プラセンタ注射
プラセンタ注射とはヒト(日本人)の胎盤から抽出したエキスを高温高圧蒸気滅菌処理にて射製剤にしたものです。
美容目的に加え、更年期障害や肉体疲労にも効果があるとされています。更年期障害、乳汁分泌不全、慢性肝疾患などの薬として厚生省より認可を受けていますが、健康な方への投与により美容や美白、疲労回復、肩こりや腰痛解消などに効果があり、かつ自然治癒力や免疫力の向上にも効果が期待できます。
※更年期障害、乳汁分泌不全、慢性肝疾患については健康保険の適応が可能です。
プラセンタ注射はこんな方にお奨めです
- ● お肌の衰えが気になる(肌のはり、しわ、しみ、くすみ)
- ● 生理前に、にきびが悪化する
- ● 肌荒れがひどい
- ● 乾燥肌
- ● アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、花粉症etc)
- ● 生理痛、生理不順
- ● 冷え症
- ● 更年期障害(のぼせ、ホットフラッシュ、イライラ)
- ● 腰痛症、肩凝り、筋肉痛
- ● 老化予防(アンチエイジング)、疲れやすい
AGA治療
AGA(エージーエー)は男性特有の脱毛症です。主に30~50代の男性に多くみられ、薄毛や抜け毛に悩む男性のほとんどがAGAであるといえます。
AGAの原因は主に遺伝とホルモンによるものですが、他にもストレスや不規則な生活習慣などといった様々な要素が関わっている可能性があります。
AGAは一度症状がでてくると脱毛が徐々に進行していきます。
治療は(脱毛・薄毛)はプロペシアというお薬の処方にて行います。
ED治療
ED(勃起機能不全症候群)とは「勃起機能の低下」を意味し、勃起に時間がかかったり、勃起しても途中で萎えてしまったりして、満足のいく性交ができない・・・と感じる人は、いずれも EDの疑いがあります。
正常な勃起には、神経と血管が深く関与しており、EDの場合、動脈の拡がりが不十分で、十分な血液が動脈に流れ込まなかったり、勃起につながる神経のどこかにダメージを受けていて、硬くなるのに時間がかかったり、勃起が十分続かなかったりします。
治療はPDE5阻害薬(バイアグラ、レビトラ)というお薬の処方にて行います。
お薬は院内処方で、診察室にて直接医師がお渡し致しますので、プライバシーについてもご安心下さい。
他の患者様はもとより、当院のスタッフにも知られることはございません。